歯の治療は、妊娠4カ月から妊娠7カ月の間にするのがよいと考えられています。妊娠3カ月までは、治療に使用する薬などの影響が心配ですし、おなかの大きくなる妊娠8カ月以降では、治療中の体勢が問題で、腹部を圧迫して早産の危険性が考えられます。虫歯や歯肉炎があるときは、痛みがなくても体調の安定している時期にあらかじめ治療しておくことをお勧めします。妊娠するとホルモンバランスの変化により、歯茎が腫れやすくなったり虫歯になったりします。歯磨き、口腔(こうくう)内の清潔を心掛けましょう。妊娠16週から妊娠27週までに1回、歯科の無料健診を受けられますので、かかりつけの歯科の先生に相談してみてください。