診療方針
女性の健康管理やその疾患の治療には、専門医による特別な配慮が必要です。
当クリニックでは、最新の医療技術にもとづいて、貴女自身の疾患について診療方法や病状、経過などを詳しく説明することで、安心して治療を受けていただけます。
女性の健康に関することは、なんなりとお気軽におたずねください。
当クリニックでは、最新の医療技術にもとづいて、貴女自身の疾患について診療方法や病状、経過などを詳しく説明することで、安心して治療を受けていただけます。
女性の健康に関することは、なんなりとお気軽におたずねください。
院長プロフィール
昭和46年3月 | 土佐高校卒業 |
昭和52年3月 | 岡山大学医学部 首席にて卒業(卒業時岡山大学黒正賞を授与される) |
昭和52年4月 | 岡山大学医学部産婦人科教室入局 |
昭和52年12月 | 香川県立中央病院産婦人科(この間麻酔科にも在籍) |
昭和53年12月 | 愛媛県立中央病院産婦人科 |
昭和55年10月 | 坂出市立産婦人科 医長 |
昭和57年2月 | 岡山大学医学部産婦人科 帰局 |
昭和60年7月 | 高知県立中央病院産婦人科 医長 |
昭和60年12月 | 医学博士号 授与される |
昭和63年4月 | 高知医科大学産婦人科教室 非常勤講師(兼任) |
平成 5年2月 | たにむら産婦人科 開業 |
スタッフ
医師 2名
助産師 2名
助産師 2名
院長挨拶
皆様こんにちは。いつもホームページをご覧頂きありがとうございます。今年も年度初めのご挨拶をする時期となり、今期で32回目となりました。
昨年末、香美郡医師会より開業 30周年ということで表彰をしていただき、また香美市より市民賞を頂戴しました。
これまで47年間産婦人科診療一筋に従事してきましたが、最近の少子化の影響により産婦人科医療は近年大きく変化し、分娩施設や産婦人科医が減少しています。日本の少子化対策として、国はさまざまな施策を実施していますが、少子化は止められず、高知県も例外ではなく、令和4年度の出生数は3,738人であり、前年度比439人滅少と深刻な状況です(高知県の推計人口年報,2023年10月)。少子化対策の一環として、国は児童手当拡充などの財源確保のため公的医療保険料に上乗せして徴収する「子ども・子育て支援金」の開始と子育て家族への減税を掲げ、子育てに伴う経済的負担を軽減する方針を打ち立てています。
しかし一方では、社会の日本経済の低迷と雇用の不安は将来への不安を募らせ、妊娠・出産への意欲低下につながっていることが考えられます。
私は産婦人科医として少子化対策に対し、常に前向きに取り組みたいと思っています。若い世代への将来の妊娠を考えながら、女性やカップルが自分たちの生活や健康に向き合うプレコンセプションケアや、小児期に病気で治療を受けた方や、現在も病気療養中の女性の将来の妊娠・出産に関する相談も重要だと思います。特に重要なのは、一人ひとりの女性の妊娠経過を丁寧に管理し、母子ともに健康な出産を迎えられるよう、分娩医療機関との連携を強化し、家族の中で大切に育まれる環境を整えることです。
当院では妊婦健診を行なっており、妊娠中の生活、母子ともに正常に経過しているか、赤ちゃんへの愛着が順調であるかメンタルヘルス面も含めて総合的に診察しています。ご夫婦で来院される方もいらっしゃいます。助産師をはじめとする専門職が、妊娠期からの関わりを大切にして、妊婦さんのご希望に応じて身体と心のケア、パートナーやお子様等に対するケア等、電話相談や対面での保健指導については感染対策をとりながら行なっています。
産後のママさんの仲間づくりに効果的な、人気のストレッチ・ヨガ教室も好評で開催しています。
現在、当院は外来診察体制のみとなっています。妊婦健診、月経困難症や月経不順、不妊治療、更年期障害、がん検診等を含む産婦人科一般、小児科、内科診療を行なっています(一部、日帰り手術あり)。
豊富な経験と知識を活かし、地域の女性たちの健康と幸せのために地域の皆様方に貢献できますよう、精進して参ります。
どうぞ皆様のご支援、ご助言を賜りますよう心よりお願い申し上げます。
2024 (令和 6) 年2月吉日たにむら産婦人科 院長 谷村 豊海