流産の原因の多くは受精卵の異常にあるといわれています。精子か卵子に染色体の異常があり、胎児の形になる前に死んでしまうのです。妊娠中に出血があれば、早く病院で受診して妊娠卵の発育程度や胎芽・胎児の心拍数の有無などを診てもらって、安心することが大切です。初めての妊娠は流産率が高いものですが、2回続いて流産する場合は原因を確かめておく必要があります。一度目が流産だった妊婦さんは、出血が止まっても仕事を減らしたり、過激な運動を避けて、より安静にすることをお勧めします。少量の出血でも下腹部の痛みが加わったら切迫流産の可能性大です。すぐに病院に行ってください。