障害児が生まれてくる原因は多くの場合、分からないものですが、奇形児を生む原因となりやすい妊娠経過中の異常はいくつかありますので注意してください。
まず、妊娠初期の感染症や薬剤、化学物質の摂取、放射線被ばく。糖尿病などの妊娠合併症。そして多胎妊娠などです。妊娠初期には妊娠に気付かずに薬を服用したり、エックス線を撮ってしまうこともあります。また微熱が続き、吐き気、嘔吐(おうと)などの消化器症状が見られることもありますが、むやみに薬を飲まないようにしましょう。感染症や化学物質の摂取など、妊婦さんの慎重さがあれば防げるものです。十分に注意していただきたいものです。