お酒に強い人でもアルコールを飲めば、血中のアルコール濃度は上がります。母乳は血液を濾過(ろか)して出てくるものですので、当然、母乳のアルコール濃度も上昇することが分かっています。この母乳を飲めば、赤ちゃんもアルコールを飲んだことになります。しかし、1日中育児や家事をして、夜、夫とちょっと一息つくために飲むアルコールは、適度の安息と精神の安定をもたらすことも事実です。血中のアルコール濃度は飲んで1時間くらいで下がりますから、授乳したあとにお酒やビールを少量飲めば、次の授乳の時には問題ないと思われます。
量的には1日にビールをコップ1~2杯までにしておきましょう。