たばこを吸う母親の母乳に出てくるニコチン量は、1日1~4本で母乳1本中0.12mg、5~12本では0.22mg、11本以上では0.44mgと本数が増えるとニコチン量も増えるというデータがあります。
この数値は、すぐに赤ちゃんが急性ニコチン中毒を起こすこほどではありませんが、長い間、母親がたばこを吸い続けることは「百害あって一利なし」と言わざるをえません。あなたの可愛い赤ちゃんのために、この際、きっぱり禁煙してみてはいかがでしょうか。どうしても難しい方は、授乳期間だけとか、半年、2~3カ月だけとか、自分で短い期限を作って禁煙に挑戦してみてください。