お産のためにいい体操があると聞きました。 どんな体操をすればいいのでしょうか。③

今回は弛緩(しかん)法と呼吸法について。まず弛緩法は陣痛の合間にリラックスするのにいい方法です。一般的に楽な姿勢はシムズの体位で、体を横にして胸を下につけるようにします。枕や座布団、クッションなどをひざの下か間に入れて、関節を曲げた姿勢になるとより楽になります。その間は、何も考えないで心身ともに弛緩させることが大切です。呼吸法は、陣痛のときに行う腹式呼吸、浅い呼吸、短息呼吸などの練習です。出産の時をイメージして、呼吸法の練習を反復しておくといいでしょう。妊娠中の体操はリラックスしてストレスをためないことが基本です。無理をせず、楽しく体操をすることをおすすめします。