安産のための妊婦体操には、弛緩(しかん)法、呼吸法、あぐらを組む運動、骨盤のねじり運動、足の運動などがあります。
妊娠に気づいたら徐々に始め、妊娠18週ごろには毎日習慣的に行えるよう心がけてください。ただ、流産のおそれのある時は医師の指示に従ってください。妊娠中の体操は、リラックスしてストレスをためないことです。体操の前にはできるだけ排便、排尿をすませ、ゆっくりとした音楽などを流して楽しく行えばより効果的です。その結果として、(1)筋肉や関節の緊張をとり、産道を柔軟にする。(2)出産に備えての体力維持。(3)腰痛、手足のしびれを軽減。(4)便秘や肥満の予防などの効果が期待できます。次回は体操のやり方について話をする予定です。